私は通関士試験に2度挑戦しました。1度目は独学でスタートしたのですが、思っていたよりも大変だったのでその苦労談をご紹介したいと思います。

思っていたよりも大変だった独学


まずは購入したテキストを読みこむことから勉強をスタートしたのですが、専門用語が難し過ぎて頭に入れるのが大変でした。

また、独学は「誰も勉強範囲の重要ポイントを教えてくれない」ので、自分でネットなどの情報を参考にしながら重要ポイントを絞る作業が大変でした。

通関士の試験は、問題に対して正しい解答をひとつ選ぶ「択一式」、問題の条文のなかにある複数の空欄に対して正しい解答を選ぶ「選択式」なので、試験問題としては非常にシンプルです。
しかしながら、そのぶん暗記問題が多いので、頭に詰込むのに非常に苦労をしました。

自分でカラーマーカーを使って暗記ノートを作ったのですが、ノートを作ることに満足してしまい、頭の中には半分しか入ってなかったような気がします。

独学は法改正などの最新情報が入ってこない


通関士試験は法改正したものがよく出題されます。
単純に改正した事項をそのまま問題にするのではなく、ちょっとひねった形で出題されたので、最初の試験の時にちょっと「やられた!」と焦った記憶があります。

独学の場合は、どこからも誰からも法改正などの最新情報は入ってこないので、自分でインターネット検索して調べる必要があります。

通学や通信講座よりもお金がかからなくていいなと思った独学ですが、受験に関しての情報や、重要な勉強範囲や出題傾向などもすべて自分で調べなくてはならず、余計な時間がかかってしまったのが難点でした。

的外れな勉強が受験失敗の原因…


通関士試験は非常に出題範囲が広いので、すべて勉強しようと思うとなかなか問題集で反復練習をするまでにたどり着けないと思います。

私の場合は、重要な部分が把握しきれていなかったり、逆にたいして重要ではない部分の暗記に時間をかけてしまったのが1度目の受験に失敗した原因でしょう。

また法改正の情報はある程度得ることはできても、それをどのようにアレンジして出題されるのか?は長年この業界で教えている講師でないと判断できない…ということも分かりました。

気軽でリーズナブルにスタートできる分、的を得た勉強ができない、計画立てなど余分な時間がかかるので勉強時間は通学や通信講座よりもかかる、情報が入ってこない…これらが独学の苦労するところだと思います。